一男一女ママ塾日記

~塾なし中学受験?2024年組&2029年組~

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中学受験の始め方~中学受験に興味のない息子が受験勉強のスタートに立つまで~

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息子には現在「別に中学受験しろって訳じゃないから」と言って進研ゼミ中学受験講座をやらせてます。

話は息子の幼少期に遡ります。

生まれた時は元気でいてくれれば勉強はほどほどでもいい。中学受験は本人次第。公立で揉まれるのもありかなと思っていたのに成長と共に中学受験をどうしようと時々考えるようになっていました。

2歳を過ぎた頃から、市販のドリルを使って気の向いた時に勉強させるようになり、ポピーにも入会しました。ポピーを選んだのはその頃読んだ脳科学の本と幼児ポピーの内容が通じていたからです。またポピーは小学校の副教材を作っている新学社が編集しているということで、小学校入学後のテスト対策にもよいと思い入会を決めました。

↓↓息子がお世話になったポピーの詳細はこちらでご覧いただけます。

それとほぼ同じ頃だったか、すでに幼稚園に入園してからかは忘れましたが、Z会に小学3年生から中学受験講座がある事を知りました。

じゃあ2年生まではポピーで、3年生でZ会の中学受験講座に切り替えて様子を見、途中から通塾か、うまくいけばZ会のまま中学受験がいいな。と密かにプランを練っていました。

その間にも気になる学校の過去問を取り寄せて問題の傾向を調べたり、ネット上だけではありますが、情報収集は常にしていました。

そして満を持して小3進級を控えた小2の3学期。Z会中学受験講座の資料を取り寄せ、息子に教材の体験版をさせてみました。

 


その結果、ポピーがいいとなりました。

 


ガーン・・・。

 


敗因としては、それまでポピーは復習のための教材として使っており、Z会の体験版で初めて学校で習っていないことを先取りでやりました。(まあ厳密に言えば、入学前にひらがなと簡単な足し算引き算をやっていたことも先取りですが、入学後は常に復習型の家庭学習でした。)教材は最初にweb動画で新単元の説明を聞いてから問題に取り組む形ですが、慣れない映像授業にも集中できていませんでした。紙面の作りも、ポピーのときと違って硬い感じ。それらの要素が合わさって、「難しいから嫌だ」と思ったようです。息子は出来なさそうな事には手を出さないタイプなので…

おそらくこの時、中学受験についても話したと思いますが、息子はみんなと同じ中学に行きたいとのことでした。

※息子には合いませんでしたが、Z会中学受験講座は難関校にも対応した良質な教材です。

 


そんなわけで5年以上あたためてきたプランがあっというまに崩れた私は焦りました。

とりあえず息子には、地元の公立行くにしても高校、大学の選択肢を広げる為に成績上位を目指してねという話をしたと思います。おそらく息子はピンと来なかったと思いますが…全然上位じゃないし…

 


いったん公立に行くことを認めた形となりましたが、往生際の悪い私は諦めていませんでした。いくつか文化祭を見てまわれば息子も一貫校に興味をもつかも!一度2年生の時に文化祭作戦で撃沈してるにも関わらずまだそんなことを思っていました。

 

文化祭作戦撃沈についてはこちら↓↓
momokomamajuku.hatenablog.com

 

興味を持たせて新4年生(小3の2月)から入塾かな〜

じゃあ秋ぐらいには気になってる塾の資料取り寄せよっかな〜

そんな勝手なプランを思い描いていました。しかし、ここでまさかの事態勃発。そう新型コロナウイルスの蔓延です。気になっていた学校の文化祭など公開行事はすべて中止。息子に興味を持たせられないまま時間が過ぎていきます。

そんな時(夏か秋頃だったように思います)そういえば進研ゼミにも中学受験講座あったよなと本当にふと思い出しました。

Z会の中学受験講座を検討する中で進研ゼミの事を知ったものの、その時はZ会に魅力を感じ(上位校にも対応している事で内容も充実していそうな安心感がありました)その後進研ゼミの事を忘れていました。

 

それから進研ゼミ中学受験講座について、公式ホームページや、ネットの掲示板等で調べ(この時、講座受講者のブログがなかなか見つけられなかったのですが、今回自分がブログを始めてから改めて調べてみるといくつか見つけることができました。自分のリサーチ力不足を感じます。)これならもしかしたら息子もやってくれるかもと思い、年が明けてから資料を取り寄せました。

 

しかし、Z会を拒否された経験から息子にどう切り出すか、これによって未来が大きく変わってしまう!!ぐらいの私にとって大きなミッションでした。

そして、ポピー3月退会のリミットが迫った2月のある日。意を決した私は息子に伝えました。

 

私「4月からポピーじゃなくて、進研ゼミの考える力プラスっていうのにしようと思うんだー」

息子「ふーん」

 


伝達終了ー!!

 

セコい?(体験版の教材すら見せてない)

受験ってワードを言ってない?

だって息子が何で変えるの?とか一切聞いてこなかったし〜(ラッキー!)

 


こうして私の策略により4月から進研ゼミ中学受験講座を受講することになった息子。

 


しかし、届く教材の表紙にはおもいっきり

「中学入試」の文字。

隠し通せるわけもない。それで冒頭の言葉です。

 

「中学入試ってかいてるけど、別に受験しろってわけじゃないよ。」

3年生の時は、ポピーの他に同じ新学社が編集しているハイレベルワークプラスというのを併用しており

「これはポピーとハイレベルワークが一つになってるようなもんだから」という苦しい言い訳で通しました。

 そんなわけで受験する気もないのに知らないうちに受験勉強のスタートに立った息子です。

 

今でも「やっぱりポピーがいいなあ」とちょいちょい言ってます。まあ負荷が増えてるので無理な挑戦はしないタイプの息子がそういうのも仕方がありません。

その都度

私「でもお金払っちゃったんだよね~...」(ほんとは年払いでも途中解約できますが)

息子「じゃあ5年生からポピーがいいかな~」というやりとりがあります。

 

ただ、これだけ中学受験に執念燃やしてるような母ですが、ほんとに受験したくなければ受験しなくてもいいんです。でも、息子はまだ一貫校のよさを知らない状態。(公開行事がない。)良さを知らないまま、地元の公立に決めてしまうのはもったいない!!

早く公開行事のできる社会情勢になって欲しいところです。

 

そして、もう一つ私の目論見があります。

中学受験の勉強は進度が早く5年生終了までに小学校で習うことはほぼ網羅できます。

ということはもし地元の公立に進学するにしても5年生の終わりまで中学受験講座で頑張ってくれれば、6年生から中学の勉強を先取りでき高校受験に有利なのではという考えです。なのでどうにかニ年間は中学受験講座を頑張ってもらい、そこで改めて中学受験をどうするか本人の思いを確認したいと考えています。

 

現状では二年頑張れるか微妙ですが…。

 

大変長くなってしまいました。

最後までお読みいただきありがとうございました。